Vue.jsのUIライブラリ・フレームワークまとめ
Vue.jsのUIライブラリ・フレームワークをまとめました。それぞれの特徴や使い勝手のまとめも。
公開日:2021年2月22日
汎用ライブラリ
Vuetify
「A Material Design Framework for Vue.js」の名の通り、Googleが提唱したマテリアルデザインをベースにしたVue UIライブラリ・フレームワークです。
ライブラリというよりかはVue.jsを拡張して独自のテンプレート・フレームワークに仕上げているイメージで、やや学習コストはかかりますが、モノにすれば高度なVue.jsアプリを短時間で組むことが可能になります。
VueTailwind
Vueで最近人気急上昇中のCSSフレームワーク・Tailwind CSSを簡単に使えるようにするVue UIライブラリ・フレームワークです。
基本はHTMLで組んで必要なところだけ独自のコンポーネントで拡張するスタイルなので、学習コストが少なく済むのが大きなメリットです。
Element
デスクトップ向けのUIライブラリとして定番なのがElement。VuetifyがGoogleのマテリアルデザインなら、こちらはAppleのiOSのデザインに寄せてあるライブラリです。
Vuetify同様独自の拡張をしているため学習コストはやや高めです。
Vue Material
こちらもGoogleのマテリアルデザインをベースにしたVue UIライブラリ・フレームワーク。VuetifyよりもよりGoogleのマテリアルデザインに忠実なデザインになっています。
独自の拡張をしていますが、通常のHTML要素と一緒に使う前提になっているため、学習コストはやや低めです。
BootstrapVue
Twitterの開発するCSSフレームワーク・BootstrapをVue.jsに簡単に取り込むためのUIライブラリ・フレームワーク。
とはいえ、単純にCSSを取り込むだけでなく、独自拡張をしているためフレームワーク的に使うことができます。普段からBootstrapを使っている方でも、やや学習コストが必要です。
Quasar
こちらもGoogleのマテリアルデザインベースにしたVue UIライブラリ・フレームワーク。独自のCLIも開発されており、かなり本格的なライブラリになっています。
PWAやSSRなども一気に設定できるため、Vue UIライブラリ・フレームワークとしては、Nuxt.jsやGridsomeに近いものになっているため、Vue.jsをベースにした全く別のものと考えた方が良いでしょう。
Buefy
最近人気急上昇中のCSSフレームワーク・BulmaをベースにしたVue UIライブラリ・フレームワーク。Bootstrapっぽさがない点も人気です。
Buefyをベースに独自拡張をしているため、学習コストはやや高めです。
Vuesax
VuesaxはモバイルアプリのようなUIを簡単に構築できるVue UIライブラリ・フレームワークです。
拡張性やコンポーネントの多さではVuetifyなどには叶いませんが、独特のアプリっぽいUIが組めるメリットは大きいでしょう。
iView
iViewは、直感的に使えるのが特徴のVue UIライブラリ・フレームワークです。
他のフレームワークではコンポーネントを「v-app」など独自のルールで拡張をしていますが、iViewでは「Tabs」などコンポーネントを直感的に使えるようにしてあります。
ドキュメントをさっと見るとだけでも理解ができるので、Vueフレームワークに慣れていない方にオススメです。
Mint UI
Mint UIはモバイルに特化したVue UIライブラリ・フレームワークです。Webアプリでありながら、見た目をほぼモバイルアプリのようにすることが簡単にできるのが特徴です。
モバイル専用であれば良いですが、デスクトップ版にはやや使いづらいのが難点です。
管理画面用
CoreUI
CoreUIは、管理画面に特化したVue UIライブラリ・フレームワークです。ハイエンドな管理画面を簡単に構築することが可能です。
Vue.js以外にも、AnglarやReact、Laravel用のテンプレートも用意されています。
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