関数型コンポーネントで呼び出せる、よく使うAPIまとめ
Vue.jsの高速化でよく使う関数型コンポーネントですが、使える・使えないAPIをよくわかってなかったのでまとめてみました。
公開日:2020年5月4日
関数型コンポーネントで使えるAPI
関数型コンポーネントで使えるのは、データなど静的なAPIがメインになります。
- name
- props
- data
- filters
動的な計算としては、filtersなど一部のAPIが使えます。
propsで受け取れる値
関数型コンポーネントのpropsで受け取れる値は下記の通りになります。関数型コンポーネント内部でfunctionを実行たい場合は、親コンポーネントからpropsで渡します。
- String:文字列:’1’
- Number:数値:1
- Boolean:真偽値:true, false
- Function:関数:function() {}
- Object:オブジェクト:{ name: ‘foo’ }
- Array:配列:[1, 2, 3], [{ id: 1 }, { id: 2 }]
- カスタム:インスタンス:new Cat()
- null:すべての型:1, ‘1’, [1]
参考:Vue.jsで関数型コンポーネントの中で@clickでmethodを実行する
関数型コンポーネントで使えないAPI
関数型コンポーネントは、リアクティブ出ないので、ライフサイクルフック・関数系など動的な変更が伴うAPIが使えません。
- components
- methods
- computed
- beforeCreate
- created
- beforeMount
- mounted
- beforeUpdate
- updated
- activated
- deactivated
- beforeDestroy
- destroyed
- errorCaptured
- directives
createdなどを書いても、関数型コンポーネントでは発火自体がしません。
また、componentsやmethodsを登録しても、設定がないことになります。
関数型コンポーネントで使える・使えないAPIをまとめてみました。
制限は多いですが、ボタンなど小さなパーツでは多用するので、使えないAPIを必要としないコンポーネントでは活用すると良いですね。
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