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nodenvでコマンド実行時にだけバージョンを指定する方法

nodenvでコマンド実行時にだけバージョンを指定する方法をまとめました。

公開日:2023年2月16日

コマンド実行時だけNode.jsのバージョンを指定したい

古いNode.jsで作成されたプロジェクトでnodenvを使う場合、

nodenv local バージョン

で指定するのが通常ですが、プロジェクトで使うNode.jsとは別のバージョンが必須なCLIツールを使う場合、バージョンが合わなくて使えなかったります。もしくは、別バージョンをインストールするのが手間ということもあります。

そんな時は、コマンドを実行する時だけ違うバージョンのNode.jsを使いたいところですが、nodenvだとそれも可能になります。

nodenv shellでシェルごとのバージョンを指定

nodenvではコマンド実行時にNode.jsのバージョンを指定できます。

nodenv shell バージョン

です。

これはその時開いているシェルのみに影響するので、コマンド実行にnodenv shellを先に宣言しておくと、そのシェルにだけ違うバージョンのNode.jsを適用できます。

当たり前ですが、指定するバージョンは実行環境にインストールされている必要があるので、予めインストールしておきます。

指定したバージョンを解除する場合は、

nodenv shell --unset

で解除可能です。


本来はプロジェクト全体で最新のNode.jsに対応させるべきですが、どうしてもすぐにNode.jsでコマンド実行したい場合などはnodenv shellで一時凌ぎが可能です。

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Author

Koji Kadoma
Member of codit.work

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